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ストーリー・セラー 有川浩

 本日漸く読了したので感想戦。

有川浩著  ストーリー・セラーです。


以前アンソロジーとして出たストーリーセラーという雑誌からの収録(SideA)と書き下ろし(SideB)の2本。
なんていうか、本当有川浩さんの作品を読むたびに、「あ、痛いな」って思わされるんですよね。
もちろんいい意味で。
それが図書館戦争でも、阪急電車でもそうだったのですが、人って自分から見える位置にあることなのにそれを見ないようにして蓋をして生きている。それでいいの?本当に?と問いかけられるようなおはなし。
図書館戦争なら本の検閲、規制についてだし(それこそ非実在青少年とか)まったくもってぶっちゃけ自分には関係ないだろうと見ないところを付いてくるよなぁと思わされます。
まずそこが最初に感想として。

あとは男女の関係。
お互いに好き合ってるのがわかってて、それでもっと仲良くなるために普通でいようっていうのは難しいと私は考えています。やはり根本的なところで人は人だし私は私だと思っているので。それで喧嘩しても仕方ない、でもその喧嘩はお互いを知るために、擦り合わせのためにするもんだ、と考える男女の恋愛に憧れます。
素敵。

それから今回の話の大本である、書ける人と書けない人。
私はどっちだろうなーと思ったんですが、やはり書けない人なのかなぁと。
一時期はお遊び程度でしたが、同人やってたり、今もブログやったり書くことはしてるけど、やっぱりプロとは一線を画してると思うんですよね。私はどんなに巡り合わせが良くてもプロには慣れないの。
だから多分書けない人かなと。でも多少は書けるからどうなのかなとも思う。
しかし稚拙だな…感想戦でも稚拙ですいませんorz


そんなところで。
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はじめまして!!

 「 秋(しゅう) 」といいます。 私は近くに有川浩ファンがいないので、結奈さんにあえて今、すごく
興奮状態です。 (なんか「レインツリー・・・」の伸みたい)   私も「ストーリー・セラー」読みました。
本当に、「痛ててっ」と思っちゃいますよね! 次に、次に、って思っていても、その場面でパタンって
本とじちゃいます。そして、5分ぐらいいろいろと考えますね・・・。 「ストーリー・セラー」だとやっぱ・・・
ストーリーAの彼と彼女の出逢いのところですかね。彼は「おもしろかった!!」「君の話が好きだ!」
っていってるのに、彼女にとっては「レイプされているのと同じ。」っていわれて・・・。
私は女ですが、彼の方に感情がいっていまうので、「うっ!!」ってきました。
あれは、有川浩独自で、ある意味での反則です!(笑

私個人で、一番好きなのは「レインツリーの国」です。 これを書くキッカケも「レインツリー・・・」を
読んでからなので。他の本にくらべると、字もおおきくて読みやすく、全体的には温かい話だけれど、
でもやっぱり彼女の耳のハンデという現実の過酷さが心にしみますね。彼の関西弁も好きになる一つ
です。私は東北生まれの東北育ちなので。 

あっ!!! すいません。 私は、結奈さんより年下で時間的にやばいんで今日は、ここで失礼させ
ていただきます。  まぁ、「今日」というかこれで繋がるかわからない、「伸」みたいにダメもとでかいて
いるのですが。      でも・・・・・・
       あなたと糸がつながりますように・・・・・

時々でいいです。暇なとき。好きな言葉、好きな場面、イメージ像、・・・詳しい内容をもっと結奈さんと
話したいです。 コメントは「0」だったので、結奈さんだけにはなしているのですがいいのでしょうか?

では、返事がくるのを期待しています。    それでは。 また。
  •   秋
  • 2011/01/22(Sat)21:56:13
  • 編集

コメントありがとうございます!

返信遅くなって申し訳ございません。
はじめまして、管理人の結奈です。
ストーリー・セラーは本当痛かったですねぇ。凄い、正直どちらの気持ちもわかるかな、という気分けどね。だってたしかに私がこうやってブログを公開したりするまでは、とても人に観てもらうのが恥ずかしくて、まさにそんな気持ち。痛いって気持ちが一番当てはまりますね。
レインツリーは独特ですねぇ。障害が生む障害って大きいんだなと。
私個人的には図書館戦争シリーズが有川先生の真骨頂だと思いますね。図書館の宣言について、私は知っていましたが、それをあんな捉え方する人がいるんだなぁと。本当、他の人の観点って凄い。自分と違うんだなぁと思うと同時に、素晴らしいなと。

こちらこそ!他人と感想戦をする機会は少ないので、もしよろしければ!

こんにちは~

秋です。 お返事ありがとうございます。 返ってくると嬉しいです♪♪

  > 障害が生む障害 <
納得です。障害者の方たちは「障害」だけではなく、それから生まれるまた違った
「障害」に苦しまれているんだと思います。

図書館戦争シリーズ全部読破しました。
個人的には、 「毬江ちゃん」の話が好きです。
やっぱり障害を持ってても恋はしたいですよね・・・。 異性を好きになるな、と言っても
好きになるもんはなるし・・・。 「障害」だから・・・そんな理由で止めるのであれば
障害者はずっと恋をしないままになってしまう・・・。 幸せになる方法を私達でつぶしては
いけない・・・。 障害者の方たちも幸せになる権利があります。
「障害」と言う以外はなんら変わりのない普通の方たちです。   でも・・・
その「障害」は私が思っているのよりもそんな甘くないでしょう。
でも、それでも毬江ちゃんは小牧教官を一途におもい幸せをつかんだ・・・。

とても、勇気ずけられる話だと思います。
  •   秋
  • 2011/01/27(Thu)18:38:20
  • 編集

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女性
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1989/01/28
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